森を散歩していたら

今になってジャニーズにはまるとは思っていなかった

オタク、街コンへ行く

  あっ皆さん新年開けましておめでとうございます。そうこうしてる間にきっと今年ももうすぐ開けますねとか言ってる。だってもう1ヶ月終わったからね、2016。

 キスワの感想ブログもなんなら去年のレインツリー感想ブログも、去年振り返りブログも下書きに放置したままこれを書こうと思う。

 オタク、街コンへ行く

  2015年末、私の耳に衝撃的な言葉が聞こえてきた。

「〇〇(幼馴染み)が結婚する」

 えっ待って待って待って待ってくれ今なんて?〇〇が結婚する?マジか?マジか?いや、確かにアイツ顔いいし、性格もいいし、しっかりしてるし、何よりモテてた記憶しかないし結婚は早いとは思っていた。思ってはいたが、こう現実に起こってしまうと衝撃が凄かったのだ。私のプレパラート並の薄さのガラスのハートがパキッて折れた。

 大晦日。もう1人の幼馴染みに会ったとき、その事実を伝えた。2人でどうする?としか言わなかった。どうやらこの幼馴染みもしばらく彼女がいなかったようで、彼氏彼女欲しい、ねえ、どうする?我々どうする?っていう話だけしてビール片手に年越しした。
 年が明け、幼馴染みとラインで会話する中で幼馴染みがこう提案した。

「街コンいかねえ?」

 彼氏欲しい彼氏欲しいと言ってばかりで行動に移してなかった気がする。ジャニヲタさんのブログでよく街コンレポみるしな、あわよくば書きたいなと若干のオタク心を忍ばせて参加しようと思った。計画をたてようと話すが予定がなかなか合わない。そんなときに彼氏ができたらケーキ奢りな!という約束を交わしている友人たちに声をかけたところビックリするぐらい予定がすんなりと決まったため街コン参戦に至った。ほらもう参戦とか言っちゃうあたり無意識オタクだぜ!

 事前に友人たちとラインで打ち合わせをしていた。私たちの最大の討論テーマ、それが「オタクは隠すべきか」ということだった。討論を交わし、我々が出した結果が「隠そう」。最初からオタク丸出しにしてもいけないのでは、もし親しくなって話せるような関係性になったら話そうということでまとまった。

 街コン当日。戦闘力53万(※フ〇ーザ様程度)の服(ふわふわ膝ちょい上ニットワンピース)に身を包み、コミュ障という性格を投げ捨てて居酒屋へ足を踏み入れた。

 年齢、職業、出身を何度口にしただろう。「えーすごい!」って何度言っただろう。「ですよねー」って何度言っただろう。ふと思った。オタクって楽しいんだ。心から自担のパフォーマンスをみてすごいって言いたい。オタ友との会話の同意はヘドバン並なのに。

 その日、友人たちと反省会をした。全員思ったというのが「オタクを出せば良かった」ということである。
 1グループ目の男性陣と当たり障りのないはじめまして~な会話をしたのだが、その男性陣が隣の女性陣と話していたときに聞こえた単語が「進撃の巨人」だった。進撃の巨人?!得意分野じゃねーか?!私のリヴァイ班に対しての熱い想いを乱入してぶちまけてこようか?!
 この進撃の巨人という単語を我々全員聞いておりオタクを出せば良かったとの結論を出した。やっぱり趣味を出してバチッと合ったときっていいよね。盛り上がってたもん。

 そしてジャニヲタ的には隣のテーブルから「藤ヶ谷」と聞こえてきたのでそわそわしていたのは言うまでもない。たいぴ担がそこに……?いるのか……?話させてくれ……?男よりそこの子を……となってしまった。

 最後もやっぱりオタクだった